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自閉症の子は「落ち着く日」が来るの?専門知識と私の息子の成長から伝えたいこと

自閉症の子は「落ち着く日」が来るの?専門知識と私の息子の成長から伝えたいこと

こんにちは。
自閉症スペクトラム(ASD)の息子を育てているままんです。

今日は、ずっと心の中で問いかけていた言葉をテーマに書きたいと思います。

自閉症の子は、いつか落ち着くの?

この問いに、私はずっと答えを探してきました。
専門家の話、療育での経験、そして何より息子との日々の積み重ね。


そのすべての中で感じた「本当の意味での“落ち着く”」を、今日はお伝えしたいと思います。

自閉症(ASD)とは脳の“感じ方”と“考え方”の違い

自閉症スペクトラム(ASD)は「発達障害」と呼ばれますが、医学的には病気ではなく、脳の発達の特性です。
つまり、「治す」ものではなく、「理解して支える」もの。

特徴は人によってさまざまですが、主に次のような傾向があります。

  • 感覚の過敏・鈍麻: 音や光、肌ざわりに敏感だったり、逆に痛みを感じにくかったりする。
  • 社会的コミュニケーションの難しさ: 目を合わせるのが苦手、会話のやりとりが難しい。
  • 変化への不安: 突然の予定変更や環境の変化でパニックになりやすい。

これらの特徴があるため、「多動」「落ち着かない」「癇癪を起こす」といった行動が見られることがあります。


でも、それは“わがまま”ではなく、「脳が感じている不安や刺激」を表すサインなんです。

うちの息子も「止まらない子」でした

うちの息子は、2歳を過ぎた頃から“じっとしていられない”タイプでした。


気づけば家から飛び出していなくなる。
外に行けば、いきなり走り出す。
公園でもスーパーでも、目が離せない。

周囲の目が怖くて、何度も心が折れそうになりました。「もうどうしていいか分からない」「いつになったら落ち着くの?」


寝かしつけのあと、泣いた夜はいくつあったか分かりません。

転機、療育との出会い

そんな息子が少しずつ変わっていったのは、「療育」を始めてからでした。昔は自閉症の事はあまり知られてなかったんですよね。

療育とは、発達の特性を理解した専門家が、その子のペースに合わせて支援してくれる場所。
誤解されがちですが、「訓練」ではありません。
その子が“生きやすくなる方法”を一緒に探してくれる支援です。

息子の変化は、ほんの小さな一歩でした。絵カードで見通しを立てる。

スケジュールを毎日同じ順番で伝える。
できたことを、思いっきりほめる。

そうした日々を重ねていくうちに、「今日は走り出さなかった」「パニックが短くなった」そんな変化が少しずつ見えてきました。

なぜ“落ち着く”ようになるの?脳と発達の視点から

専門家の先生に教えてもらったのですが、自閉症の子どもたちが成長とともに落ち着いていくのには、ちゃんと理由があります。

  1. 脳の発達
    特に「前頭前野」という部分(感情や行動をコントロールする脳の領域)がゆっくり発達していくことで、“待つ”“我慢する”力が少しずつ育っていきます。
  2. 環境の安定
    見通しの立つ環境、繰り返しの安心感。
    「次に何が起こるか」が分かると、子どもの心が落ち着きやすくなります。
  3. 周囲の理解
    大人が子どもの特性を理解できるようになると、関わり方が変わります。
    「叱る」から「助ける」へ。
    この変化が、子どもの安心につながるのです。

こうして、脳の成長+支援+理解が積み重なることで、「落ち着き」は確実に育っていくのです。

今の息子は少しずつ変わった姿

あんなに走り回っていた息子が、今ではこんな姿に。

  • 落ち着いて食事ができるようになった
  • 「ママ、いこう」と声をかけてくれる
  • 1人で外に出ることがなくなった

完璧ではありません。
でも、確かに“落ち着きつつある”と感じます。私は今、心の底から思います。

「落ち着く」とは、静かになることじゃない。
不安が少なくなって、安心して“自分らしく生きられる”ようになること。

今、悩んでいるママへ

息子が小さかった頃、私はいつも不安でした。
でも今なら言えます。

「大丈夫。必ず落ち着く日が来ます。」

焦らなくていい。
比べなくていい。
今は「少しでも安心できる毎日」を積み重ねるだけでいいんです。

あなたが今日1日を乗り越えたこと。
それが、もう十分にすごいことなんです。

どうか、自分を責めないでください。
焦らなくても、お子さんはゆっくり成長していきます。
そして、あなたの頑張りは、ちゃんと子どもに伝わっています。

参考にしたい支援と本

  • 発達障害の子を育てる本
  • 自閉症スペクトラムの子どもを理解する本
  • 各自治体の発達支援センター・療育センターへの相談

まとめ

ポイント内容
特性脳の感じ方・考え方が少し違う
落ち着かない理由不安や刺激過多による行動
落ち着いてくる理由脳の発達 + 環境 + 理解
大切なこと焦らず、「安心できる環境」を整える

最後に

「落ち着く」という言葉の裏には、たくさんの涙と時間があります。
でも、その歩みの一つひとつが、必ず子どもの力になります。

大丈夫。落ち着く日、きっと来ます。
その日まで、一緒に歩いていきましょう。

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