モラハラ被害者は自覚症状がない|夫が怒るのは妻のせい?

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これはもしかしてモラハラなのかなぁ?
まさかね。

上のように悩んでいる女性も多いのではないでしょうか。

でも心の奥底で夫を信じたい気持ちもあるし「私がモラハラ被害者なんて気のせいだわ」そう思いたいわよね。

そう思うあなたは、もうモラハラ被害者である可能性が高いと思います。

  • 私に至らない所があるから夫が怒っている
  • 努力すれば夫はかわる
  • 私のせい

そうじゃなくモラハラ夫が悪いんです。自分を責めないで。

この記事は

  • 夫がモラハラなのかわからない
  • 私が悪いから夫が変わってしまった

と思っている人に読んでほしい記事です。

優しい女性はモラハラ被害者になりやすい

モラハラ夫怒る

美人で優しい女性はモラハラ被害者になりやすい夫が怒るのは妻のせい

人の目を異常に気にするモラハラ男が求める女性は美しく優しい女性で自分の欲求を受け止めてくれる人です。

  • 優しい
  • 美人、可愛い
  • 自分にとことん尽くしてくれる
  • 面倒みがいい
  • 責任感が強い真面目な女性
  • 頭が良くて素直

などがモラハラ被害者になりやすいです。

モラハラ男は自分はすごい男なんだと褒めたたえさせる道具のひとつとして、美しく出来のいいパートナーをおとしめて優越感に浸りたいがゆえに結婚願望が強いです。その理由はおとしめる相手で、てっとりばやいのが妻だから。

自分好みの結婚したい女性が見つかったら、ありとあらゆる手段を使ってでも自分のものにしようとします。

「あなたのいない人生なんて考えられない」など歯の浮くようなセリフ、ロマンティックなシチュエーション。女性なら誰もが憧れるのではないでしょうか。

その相手が不幸にもモラハラ男だった場合は結婚した途端、別人のように豹変するのです。あるいは子供が生まれたことをきっかけに。

天国から地獄へ突き落とされたような感覚です。

そしてすべてのモラハラ被害者の女性は困惑した表情で「結婚前はすべてが輝いていたはずなのに、なぜこんなことになったの?」と言います。

私が変われば夫もかわる?

普通の女性なら「あんなに優しかった彼がこんなに変わってしまうなんて、私が悪いんだわ」と自分を責めます。

私さえ変われば優しい夫に戻るはずという希望を胸に秘めて、夫の理不尽なモラハラに耐え続けるのですが、妻の思いが報われることは、ほぼないです。

残念ながら夫は死ぬまで変わりません。

当時者からすれば「悪いのは夫」は抜け落ちていて「悪いのはあなたじゃなく夫じゃない?」と指摘するととても驚く女性が多いです。

たしかに自分は愛されて結婚したはずなのに予測不可能な行動や、言動をする宇宙人のような夫に振り回され困惑し、理解できるはずもなく次第に身も心も疲れ果てていきます。

モラハラ夫からすれば「出来の悪い愚かな妻を優秀な自分が指導してあげている」という感覚のようですが…夫婦間に指導なんて恐ろしいことですね。

問題のある家庭環境で育ちなんらかの精神疾患、自己愛性パーソナリティー障害を患っているケースが多く本人は病気だと思っていないので専門家いわく治療方法がないようです。

それに高齢になればなるほどモラハラがひどくなっている人が多いです。

自己愛性パーソナリティ障害の症状
人より優れていると信じている
権力、成功、自己の魅力について空想を巡らす
業績や才能を誇張する
絶え間ない賛美と称賛を期待する
自分は特別であると信じており、その信念に従って行動する
人の感情や感覚を認識しそこなう
人が自分のアイデアや計画に従うことを期待する
人を利用する
劣っていると感じた人々に高慢な態度をとる
嫉妬されていると思い込む
他人を嫉妬する
多くの人間関係においてトラブルが見られる
非現実的な目標を定める
容易に傷つき、拒否されたと感じる
脆く崩れやすい自尊心を抱えている
感傷的にならず、冷淡な人物であるように見える
これらの症状に加え、自己愛性パーソナリティ障害の人物は傲慢さを示し、優越性を誇示し、権力を求め続ける傾向がある。彼らは称賛を強く求めるが、他方で他者に対する共感能力は欠けている[7]。一般にこれらの性質は、強力な劣等感および決して愛されないという感覚に対する防衛によるものと考えられている[8]
自己愛性パーソナリティ障害の症状は、高い自尊心と自信を備えた個人の特徴とも似通っていると捉えることができる。そこに違いが生じるのは、これらの特徴を生み出す、基底にある心理機構が病理的であるかどうかである。自己愛性パーソナリティ障害の人物は人より優れているという固有の高い自己価値感を有しているが、実際には脆く崩れやすい自尊心を抱えている。批判を処理することができず、自己価値観を正当化する試みとして、しばしば他者を蔑み軽んじることで内在された自己の脆弱性を補おうとする。痛ましい水準の自己価値観を有する他の心理学的状態とは対照的に、自己愛的な性格を特徴づけるのはまさにこの所以である[6]
引用元:Wikipedia

モラハラチェックリスト

女性うなずき
いくつあてはまるかな
  1. 妻が話しかけても無視する
  2. 共感力がない
  3. 生活費を渡さない
  4. 話し合いができない
  5. 妻を異常に拘束する
  6. 何でも人のせいにする
  7. 他者には厳しく自分に甘い
  8. 暴力はふるはないが暴言で妻を攻撃
  9. 何もしていないのに舌打ちやため息をつかれる
  10. 妻が真剣に話しても「くだらない」の一言でかたづける
  11. 家庭内でたてた予定を忘れたり勝手に変更する
  12. 家庭サービスをしたときは過剰に感謝しないと不機嫌になる
  13. 妻が楽しそうにしていると不愉快な顔をする
  14. 妻の友人、親族をけなす
  15. 妻の仕事をバカにする
  16. 「誰のおかげで飯を食えるんだ」が口癖
  17. 食事が気に入らないと食べない
  18. 妻に渡した生活費を細かくチェック
  19. 外では「いい御主人」と高い評価を得ている、外面がいい

参考元:知らずに他人を傷つける人たちとモラハラ被害者アンケート調査

モラハラの代表的な特徴をあげてみました。その中でもモラハラ被害者にとって我慢できなかった苦痛なことを下に書いていきます。

モラハラ夫の嫌なところ

女性怒る
  • モラハラ夫は共感してくれない
  • 姑が口出しする
  • 理不尽なルールを作る
  • 異常な束縛
  • いつも不機嫌な夫の顔色ばかり気にしている

モラハラ夫は共感してくれない

モラハラ夫は

  • 妻を無視
  • 会話をしない
  • コミュニケーションはとらない

言葉をつかわず態度で妻を脅します。

ままん
コミュニケーション少なめなので共感することができません。

共感とは他者と喜怒哀楽を共有することで人間に備わっている本能的なもので簡単に言うと友人がつらそうな表情をしているとき「今、友人はつらいんだな」とわかるし、自分もつらいという感情を持つのが共感です。

女性は話しを聞いてくれて共感してくれることで満足、でも家族である夫が全く共感してくれないとストレスがたまりますよね。

モラハラ夫共感することがなく、それどころか話しかけても「うるさい!」と怒鳴られるか無視されるだけ…話しかけると機嫌が悪くなるのでそのうち会話もなくなります。これって妻にとってほんとに寂しいこと。

結婚して子供ができると嬉しいこともありますが、いろんなトラブルも起こります。そんなとき、頼りになるのが夫。

でも子育ては女の仕事だから妻であるお前に任せたとモラハラ夫は知らんぷりで当たり前のように何年も夫と会話無しのワンオペ育児!これはとても異常なことです。

気に食わないことがあると何日も口を聞いてくれません。何か反応があるといいのですが無視されるのは、とても辛く「自分が悪いのでは」と不安になります。

子供が巣立ったときに会話のないモラハラ夫と暮らせるますか。

このままの状態が続くと姑の介護も背負わされるはめになると怖くなり離婚を決意した女性もおられます。

姑が口出しする

モラハラ夫の実家もモラハラ家庭であることが多く姑は現役モラハラ被害者で、夫で満たされなかったものを自分の息子に求めるので執着したり依存しちゃうんですよね。

息子を王様のように扱い溺愛するのでワガママなモラハラ男が出来上がるのです。

夫が厳しすぎて息子を守るのにどんだけ苦労したか
あの子も苦労してるんだから、嫁が辛抱しないと。
お義母さんが甘やかしすぎて苦労してます。

姑は自分もモラハラで苦労してるのにお嫁さんをかばうことなく「あんないい子が、そんな事をするはずがない!あんたが悪いんじゃないの」と大激怒。

自分の息子をとことん甘やかします。

姑が甘やかしたせいで、ますます夫のモラハラがパワーアップ。

家庭を持った成人男性に母親が口出ししだすと、その家庭はうまくいかなくなります。

夫のお母さんなんだからと尽くしても「嫁なんだから当たり前」と感謝の言葉もないはず。

普通ではない人たちに真心は通じません。

姑口出し+モラハラ夫の組み合わせで将来苦労するのは妻であるあなた。別居を視野に入れておいたほうがいいかも。

理不尽なルールを作る

モラハラ夫は家族を理不尽なルールで縛りつけます。中でも多かったのはエアコン関係。温度は夏なら28℃と決めており妻や子供がこれでは暑いと温度を下げようものならリモコンを投げつけながら大激怒するんだとか。

エアコンを使用を認められるならまだマシで「エアコンは贅沢品!扇風機で過ごせ」とエアコンの使用は禁止のモラハラ家庭も多いです。

でも自分は暑いからとクーラーをつけた車に逃避するモラハラ夫も!

他にも細かい決めごとはあるのですが、誰よりも自分を優先しなければ、とても不機嫌になるんです。

何が起きようとも、夫が自宅に帰るまで

  • 洗濯
  • 掃除
  • ご飯の支度
  • お風呂の準備

をしておくこと…体調不良はなまけ病なので認めない。

実家の親が倒れたときもモラハラ夫に「俺の飯はどうするの」と真顔で言うのです。妻の実家の親より自分を優先して欲しいんですよ。

この理不尽な俺様ルールを破った日には重い罪を犯した犯罪者のように扱い、何時間も説教をします。

異常な束縛

モラハラ夫は妻の行動を常に監視していて、勝手な行動は許しません。人と会うことを制限して妻を社会から孤立させようとします。

  • 働かせない、もしくは自立できない仕事をさせる
  • 友達と会わせない
  • 実家に頼らないように指示

そうすることで妻は夫しか頼る人がいなくなり自分に置かれた異常な生活が普通になってしまうのです。

愛してるから束縛しているのではなく妻を自分の都合のいいようにコントロールしたいだけ。

何事もなく過ごせたらいいのですが、夫に女性ができて離婚することになったら大変なことになりますよ。年をとり仕事もできず、相談する相手すらいない。

肝心のモラハラ夫は「俺に女ができたのはお前が悪い!慰謝料は払えない」と長年連れ添った妻に対してとても冷たいです。

通常ならあり得ないことなんですがモラハラ夫の大切にしたい人に妻は含まれません。

社会から切り離そうとしてくる夫には注意してください。

生活費を渡さない

多いのは経済的な虐待で妻を不安にさせること。妻が専業主婦の場合は夫から生活費を貰うのが普通ですが

  • お金を妻に渡さない
  • その都度渡す
  • 夫に頭を下げないと生活費は貰えない

妻が生活費を貰うために自分に頭を下げる姿を見て優越感に浸るモラハラ夫も多いです。

その都度渡すというのは固定費は通帳からの引き落とし以外の出費で

  • 自治会費
  • 妻の下着
  • 香典など

もちろんレシートや領収書は必要。

食費はいくらまでと決めて封筒で渡すモラハラ夫も多いです。

なので妻は急な出費、友人とお茶に行く場合は手元にお金がありません。

実際に知り合いの奥様に

ままん
お茶いかない?
主人に聞いてみないと
あとお金持たされてないの。

と言われて音信不通になったこともあります。経済力の高い御主人と結婚したのに友人とのお茶代すらないなんて…幸せなんだろうか。

高齢のご夫婦でも「主人がお金をくれない」経済的虐待は多いです。ということは死ぬまでお金を自由に使えないということなのでしょうか。

いつも不機嫌な夫の顔色ばかり気にしてる

人は態度と言動が真逆だと戸惑い、不安、恐怖心を感じます。怒った顔をしているのに「怒ってない」言われた経験は誰にでもあると思うんですが、その場面を思い出してみてください…あまりいい気分じゃないでしょ。

モラハラ夫は上のように妻に言葉以外でも不安を与えます。

妻からすれば怒られるよな心当たりがないのですが「自分が何か悪いことしたから夫は怒っているのかしら」と自分を責めてしまいます。

理由もわからず不機嫌な態度の夫ですから顔色をうかがうしか方法がないんですよね。

くつろげるはずの家でビクビクしながら生活するなんて本当に疲れます。

家庭では夫が帰ってくると絶えず緊張を強いられるので精神が不安定になり不眠症になるでしょう。

最後に

モラハラ被害者である人は責任感が強く優しい女性が多いです。それゆえに加害者である夫を責めようとはせず

  • 私がワガママ
  • 私が悪いから

夫は変わってしまったんだと耐え忍び、家庭を守るために努力しようとします。

でも妻であるあなたが悪いわけではありません、もう充分頑張ってきたのではないですか。

夫が仮面をかぶり、いい人のふりをしてただけのこと。人ってよほどのことがない限りかわらないんだよ。

もし、あなたがモラハラ被害者の可能性があるのなら、友達でもいいし全く関係のない第三者に愚痴ではなく自分の家庭状況を話し、普通なのか聞いてみてください。

あれ?
普通じゃないかも。

人は大切にされるため生まれてきたはず。勇気を出して外の世界を見て周りの人の話しに耳を傾けてみて、きっときっと幸せになれるはずですよ。

ままん
全く面識のない人に相談するのもいいですよ。
冷静になれるしね。

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